2017.04.05
第49回目となった“世界一過酷なレース”BAJA1000が2016年11月16日~20日に行われました。
塙選手はメキシコのエンセナダをスタートし、872マイル(約1400km)を完走、オープンミニトラックのクラス7で見事3位を獲得しました。
今年はクイックサポートカーの持参や、マシンの改良、粒子の細かい岩粉地帯(シルトベット)対策等で万全なレース展開を実施。
数々の奇跡を起こしながらトラブルに屈する事なく栄冠を手に入れました。昨年無念のリタイアとなってしまった塙選手は不眠不休の32時間30分で走破し、ついに快挙を成し遂げました。
Earth-Runnerに装備されているホイールこそWORK CRAG T-GRABICの原型となるモデルです。それまで市販品の改良型でホイールを供給して参りました。
それでもなおBAJA1000に耐え得る最高強度、剛性を兼ね備える為に“鍛造ワンピース構造+鍛造ビードロックリング装備”のEarth-Runner専用ホイールをドライバーであり、マシンビルダーである塙氏との共同による制作とテストを重ね、ついに完成させ、結果に繋がりました。
この度のBAJA1000走破後の塙氏のコメントを頂いています
「BAJAで装備されているホイールの中でこれに敵う強度と重量のものはない」
「これは僕の夢のホイールです」
2015年から開発を始めたスペシャルホイールはほとんどのものが無傷に近い状態で帰還しました。WORKは様々な自動車競技に参加し、トップドライバーとチームによって支えられています。
その幾多に渡る知識と技術は過酷な環境で育み、安心、安全を全てのワークユーザーへお届けするために。
2015.11.22
2015.10.25