第５戦フジ300Ｋmレース開催は予選日21,600人、決勝日33,500人で埋め尽くされた。

曇り空から時折除く晴れ間がタイヤチョイスを悩ませる中、予選ポールポジションを獲得したのはARTA 。
しかも500,300の両クラスを共に抑え込む走りで席巻してしまう。

Q１からQ２にかけ上位入賞者のタイム差は恐ろしく細やかで、一瞬の気も許されなかったその空気感を一気に覆すダブルポールポジションだ！

そして迎えた決勝。昨日に続き天候が安定しないが降雨はなさそうだ。

GT500クラスでは野尻選手がスタートドライバー。
スタートから徐々に後続に差をつけながら全く危なげなく小林選手へ交代。
混走であるGTらしく300クラスマシンに詰まるシーンもあったが、「盤石」この一言に尽きる今季初勝利を手にした。

300クラスでは高木選手がスタートドライバー。
スタート良く安定したスピードで周回を重ね、他のチームがいる事を感じさせない走りでどんどん差をつけ、一度たりともミスもないパーフェクトレースで今季初優勝を飾る。

そしてここにARTAダブルポールトゥウィンという偉業を完遂した。

■Equipment： WORK SPECIAL FORGED WHEELS