2024年6月16日(日)に大分県日田市にてTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup Rd.2 オートポリス大会 が開催されました。
第1戦では見事に3位に輝いた岸本尚将選手は今回の第2戦で、予選2位、決勝2位を獲得しました。
◆占有走行:6位/26台 2’14”942
Racing TEAM HERO’S コメント
『開幕戦のスポーツランド菅生、第2戦はオートポリスとドライバーの岸本にとっては不慣れなサーキットが続く今大会。
その対策として弊社のレーシングシミュレーターを活用し弊社スタッフの奥本によるコーチングでしっかりと走り込んできました。
その効果のおかげで走り出しから調子も良く、スムーズにメニューを消化することができました。
練習走行日最後の占有走行ではライバルが新品タイヤを投入する中、私たちは決勝想定のランプランを立てたため、中古タイヤで走行。
その中でも6番手タイムを記録し好感触を得ることができました。
今大会ではホイールを新作のWORK EMOTION ZR7に変更。
ホイール剛性の高さがあり縁石を使った際の安定性とトラクションのかかりが良く、ドライバーからも投入を期待されていたホイールです。
特にオートポリスは縁石が高く、挙動を乱しやすい為、ZR7を選択しました。』
◆予選:2位/27台 2’12”680
岸本選手コメント『レースウィーク中に心配されていた天候ですが晴れ間も見え完全なドライ路面で日曜日を迎えました。
予選では開幕戦の課題であった“1周しか無い予選”を克服し、ほぼミスのないアタックをまとめました。
しかし、あと一歩及ばず1位に0.15秒差の2位となりました。
1位の選手は昨年オートポリス大会でコースレコードを出した選手で、私の実力不足を痛感しました。
3位以下の選手はさらに0.3秒ほど離れており、決勝はどうやって前の選手を攻略するかに集中して臨むことになります。』
◆決勝:2位/27台完走
岸本選手コメント『決勝は周回数10周のスプリントレースですが、オートポリスは特にタイヤへの負担が大きいサーキットなので、10周の内のどの部分にピークを合わせるのかという部分での戦略が分かれるレースとなりました。
決勝のレースペースには自信があったので前半は前に付いて行き後半勝負をかける戦略で臨みました。
しかし、スタートの蹴り出しが悪く1コーナーで4位に後退、すぐに2位に戻しましたがその時点で1位との差が大きく開いてしまいレース後半までその状態が続きました。
レース終盤でも安定したラップを重ねることができ、トップの選手がミスをした際に2秒あったギャップを一気に詰めましたが抜けるほどの差は無く0.2秒差での2位フィニッシュとなりました。
今回のレースを終えて私はワンメイク車両でのオーバーテイクの難しさを感じ、如何に予選が重要なのかを再認識しました。
ロングランが良かったためこれを私の強みとし、今後は予選で良い結果を出すことを次戦以降の課題としました。
今大会を終えてポイントランキングが2位となり、1位と4pt差になりました。
今シーズンの目標であるシリーズチャンピオンが十分狙える位置につけることができており、次戦の富士大会で逆転できるよう全力で頑張ってまいりますので応援よろしくお願いいたします!』
岸本尚将選手 Racing TEAM HERO'S WORK GR86 クラブマンクラス準優勝
2戦連続表彰台おめでとうございます!
ポイントランキングも現在2位です。
次戦は来月の富士大会です。
引き続き、応援を宜しくお願い致します。
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