AXCRアジアクロスカントリーラリー

2023.07.28

三菱自動車が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」、WORK CRAG T-GRABICⅡ装着の新型『トライトン』ラリーカーでアジアクロスカントリーラリーに参戦・連覇に挑む

イメージ画像三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、本日タイ・バンコクで世界初披露された新型『トライトン』*1をベースとするラリーカーで、今年8月にタイ~ラオスで開催されるアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)に参戦し、昨年に続き総合優勝を目指します。

新型『トライトン』はフルモデルチェンジによって全方位で大幅に進化しました。

AXCRの車両規定に沿って改造した同ラリーカーは、従来から定評のある耐久信頼性、軽快かつ安定したハンドリング性能、全域で力強くレスポンスのよい動力性能、泥濘路など極悪路での走破性など、昨年のラリーカーを上回るパフォーマンスを実現しています。

*1:『トライトン』は一部の国・地域では『L200』として販売

イメージ画像AXCRスペシャルサイトはこちら:
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorsports/axcr2023/

「チーム三菱ラリーアート」は、昨年の覇者であるチャヤポン・ヨーター(タイ)、昨年5位に入賞したリファット・サンガー(インドネシア)、そして1999年と2010年のアジアパシフィックラリー選手権王者の田口勝彦(日本)の3台体制で2023年のAXCRに臨みます。

イメージ画像昨年のAXCR 2022において初出場初優勝を果たした「チーム三菱ラリーアート」は、ドライバー/コ・ドライバーにディフェンディングチャンピオンのチャヤポン・ヨーター(タイ)/ピーラポン・ソムバットウォン(タイ)、昨年5位のリファット・サンガー(インドネシア)/シューポン・シャイワン(タイ)に加え、田口勝彦/保井隆宏の日本人コンビが加わり、計3台の新型『トライトン』T1仕様(改造クロスカントリー車両)で連覇に挑みます。同チームを運営するタントスポーツ(タイ)には、三菱自動車からダカールラリー2連覇の経験をもつ増岡浩が総監督として今年も指揮を執るほか、開発部門のエンジニアがチームに帯同し、テクニカルサポートを行う万全の体制を再度構築しました。

イメージ画像チーム三菱ラリーアート総監督 
増岡浩のコメント
「全てが一新され、全方位で進化した新型『トライトン』での参戦に、私自身、期待で胸が高鳴っています。

ラリーカーは国内とタイで延べ2,000kmを超える耐久試験を行い特段のトラブルもなく、フラットダートの高速ステージからマッディな低速ステージまで、あらゆるステージで昨年以上のパフォーマンスを発揮できることを確認しました。

それぞれが優勝を狙える3台体制であり、必ず表彰台の真ん中を勝ち取り、連覇を果たしたいと思います」

イメージ画像総監督の増岡浩と開発部門のエンジニアは現地のラリークルーとともに、SUVの走破性とMPVの居住性を兼ね備えたオールラウンドミニバン『デリカD:5』のサポートカーでラリーの全行程に帯同し、競技区間での戦況分析や戦略立案からサービス拠点での技術支援まで行います。

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